皆様お元気ですか?
しろくまです。
『障がい福祉に携わる方』
と、ひと括りにしてしまうと
もしかしたら語弊があるかも知れませんが、
ここでは『障がい者への直接支援や相談支援に従事されている方』
とイメージしていただければ宜しいかと思います。
その『障がい福祉に携わる方』の多くが
SOSを発信している事態をご存じでしょうか?
先日、とある事業所の職員さんと
お話しする機会がありました。
その職員さんはご自身の思いの丈を
数時間に亘って切々と述べ、
最後に「今日は話ができて良かった。」と
スッキリとしたお顔で帰って行かれました。
有体に言えば『鬱憤が溜まっていた』のでしょう、
吐き出すことで胸の痞え(つかえ)が
取れたのだと思います。
しろくまは以前から
「どうしたらいいでしょうか。」とか
「どうすればいいか分からない。」と
仰る方が多くいらっしゃると感じています。
この様な機会では必ずと言っていい程、
上記のような発言を耳にしますが、
これは、ご自身の言動に自信がなく
その評価判断を他者に委ねてしまっている方が
多いからであると思っています。
または、自分の理想やそれに近い答えを期待して
他者に決断を任せてしまうといった
責任転嫁から来るものなのかもしれません。
いずれにせよ
「どうしたらいいでしょうか。」とか
「どうすればいいか分からない。」が
口癖のようになっている方は、
ある意味、ご自身の生殺与奪権を他者へ渡してしまっている
ということに気づいていらっしゃらないようです。
他人の目や他者評価を気にしてしまう傾向がある方は
特にそれが顕著なのですが、
故にメンタルを傷つけてしまい
余計に自己評価が下がるといった
ネガティブスパイラルに陥りがちです。
自己効力感、自己肯定感が下がり
ひいては自己否定にまで落ち込む前に
しろくまからの提案があります。
「どうすればいいか」
という他者評価から
「どうしたいか」「どうしたくないか」
という自己決定への転換をしてみましょう。
「自分の責任に於いて自分の言動を自分で評価するなんて恐ろしい。」
そう感じる方もいらっしゃることでしょうが
実は、この行動、いや、この生き方は
実はとっても『楽』なことなのです。
それは何故か?
続きはまた次回。
しろくまは今後も
『どうすれば楽に生きられるか』
を、提案していこうと思っています。